船舶の電気工事者

My job

船舶の電気工事者のお仕事

世界をめぐる大型船の原動力。
船の電気全般を手がけています

船は電気なしでは動かすことができません。また、電気は制御しなければ正しく作動しません。大きなものでは全長400~500mにもなる船体には、人間の血管のように電線が張りめぐらされていて、様々な装置とそれを制御する配電盤が複雑につながっています。わたしたちは船の電気機器のスペシャリストとして、これらを設計や製造、取り付け、メンテナンスし、世界中を旅する大型船の安全航行を支えています。

Job description

船舶の電気工事者って
どんなお仕事をしているの?

  • 設計

    船舶の電気関係の図面をパソコンや3D画像を使って作成します。船の難しいルールや制約の中でお客様の希望がかなうよう、みんなで知恵をしぼります。

  • 搬入された器具の検品、仕分け

    金属構造物や照明、スイッチ、警報機など数え切れない程ある材料が正しく入荷したかチェックし、次の取り付け作業をする人が効率よくできるよう準備して渡します。

  • 電線の切断作業

    1隻の船を造るには約30万mの電線が必要です。それらは使う場所によって種類や長さ、太さが異なるため、あらかじめ工場で決められた長さに切断しています。

  • 船内での電気艤装工事

    船に材料を取り付け、電線を張りめぐらせ、きちんと動くか検査をします。足場を組んでの作業は、チームで協力しながら安全におこないます。

Company

この会社に教えてもらったよ!

船や社会の課題を電気・デジタル・AIの力で解決

BEMAC株式会社

  • 所在地
  • (丸亀工場)丸亀市昭和町6
    (本社)愛媛県今治市野間甲105 
  • TEL
  • 0898-25-8282(本社)
  • 創業
  • 1946年4月
  • 従業員数
  • 1,140名
  • 支社
  • 拠点/国内16事業所・営業所、海外7拠点
  • 産業プラント事業

    船の電気設備や機器でつちかった技術を応用し、街や社会に生かす仕事をしています。応用できる範囲はビルや工場、サッカースタジアム、空港、病院、公共施設など無限にあります。一つの仕事が完成するまでには、設計や製造、配線、工事、メンテナンスなどたくさんの工程が必要ですが、それぞれのエキスパートが集結して成しとげます。

  • 電動三輪自動車の製造・販売

    東南アジアなどでは人々の足として、乗り合い三輪タクシーが普及しています。しかし、これらは旧式のものが多く、排出ガスによる大気汚染が社会問題となっています。そこで当社では、排気ガスを出さない低速電動車両「E -Trikes」や、EV車の心臓であるパワーコントロールユニットなどの開発をおこない販売しています。

「夢の船」が航行する未来を、みんなといっしょに創りたい

最先端のAIが活用された無人運航システム。事故を未然に防ぐ「止まらない船」。これらがあれば、今ある船の課題が解決できると考えられています。また、クリーン燃料や電気、風力、永久磁石を使った次世代の船をみんなで創ることが当社の夢です。