造船スタッフ

My job

造船スタッフのお仕事

ロボット、AI、そして人。
ここに日本の技術が結集しています

船は、おもちゃの「ブロック」のように大小いろいろなサイズのパーツを合体させて作ります。大きな船は全長400mにもなるため、一度に大勢の人が作業できるよう細かく分担しているのです。ブロックと言っても重いものになると3000tをこえるものもあります。ここ丸亀工場には、3000tのブロックをつり上げることができるクレーンが備わっていて、世界中を航行するコンテナや自動車の運搬船が作られています。

Job description

造船スタッフって
どんなお仕事をしているの?

  • 溶接ロボットのオペレーション

    船のブロックを作るのに必要な鉄板同士を「FCB溶接機」という機械を使ってくっつけます。ロボット技術の活用で少ない人手で効率よくおこなえるようになりました。

  • ゴライアスクレーンの操縦

    ブロックをクレーンでつり上げ、「ドック」とよばれる巨大なプールに運びます。3機のクレーンが力を合わせると3000tのブロックを持ち上げることができます。

  • 船の装備品の取り付け

    船を海にうかべてイカリやプロペラ、アンテナなど「甲板機器」とよばれる船の装備品を取り付けます。貨物船の荷役に使うパーツなどもここで取り付けられます。

  • ドックマスター

    「ドックマスター」とは海上で試運転し、船の動作や安全性を調べる操縦士のことです。船と海洋の達人にしかできない仕事で、丸亀工場では4名が活躍しています。

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船主と共にのびる

今治造船株式会社 丸亀事業本部

  • 所在地
  • (丸亀事業本部)丸亀市昭和町30
    (今治本社)今治市小浦町1-4-52
  • TEL
  • 0877-25-5000
  • 創業
  • 1901年
  • 従業員数
  • 約1,900名
  • 支社
  • 工場/今治本社・西条工場・広島工場・東ひうち事業部、西多度津事業部、蓬莱事業部
  • 設計

    船の構造・機器・エンジンなど、どんな船にするかを決めるのが「機能設計」。各ブロックのサイズを決め、部材を効率よく使うための図面を作るのが「生産設計」です。実際の図面は3Dで色分けされていて、とてもわかりやすいです。

  • 資材購買

    船の仕様が決まり設計が出来上がると、実際の工期に合わせて材料を発注します。どこの工場にいつまでにどれだけ必要か、まちがわずに用意しなければなりません。また、より良い船を造るためには様々なメーカーとの交渉も必要です。

  • 営業

    当社の営業には二つの役割があります。一つ目は国内外のお客様と直接話をして「こんな船がほしい」という要望を聞く仕事。二つ目が監督の日程調整やセレモニー対応などより現場に近いところで作業する仕事です。

地域との一体感を高める、おしゃれな新社屋が誕生します

丸亀事業本部は50年以上ぶりに社屋と工作場を新設します。設計には世界的に有名な建築家や地元・愛媛県の設計事務所がたずさわります。また地域のイベントで子供たちを対象におこなう、ペーパークラフト製貨物船の模型作り体験も人気です。